2008年10月16日

桐の紋

五三の桐の紋が多い訳

桐の紋は 室町時代頃より 皇室の副紋として用いられてました


権威のある紋章は、賜紋の形で皇室から公家や将軍へ、
公家から武家へ、武家から家臣へと勲章のように、
その功労に対して与えられてました

農民の出だった 豊臣秀吉が、五三の桐の紋を拝領。
秀吉は、あらゆるものに「桐」の紋を使い、多くの将士に与え、
大いに普及しました
  
名誉ある桐の紋章は、武将のあこがれの的でした
そのため、交換や奪取、僭用(せんよう)によって他人に使用される場合もあり、
特に菊紋、桐紋にその傾向が強かったそうです

そのため、天正19年(1591)と文禄4年(1595)に、僭用行為を禁止。
菊、桐の紋章乱用を取り締まりましたそうです

今では五三の桐は 貸衣装に使われてますよね

皇室の桐のご紋は 五七の桐です

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Posted by フェアリー at 23:47│Comments(0)きもの
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