2008年02月29日

京都

派遣スタッフの商品研修で京都の問屋さんへ行きました

問屋さんでは 先取り 今年の夏の着物でいっぱいでした



小千谷ちぢみ 新潟県小千谷市で作られたきものです
この小千谷ちぢみは 夏の代表的なきもの地です。麻の織物で、生地の表面に波状の皺があるのが特徴です。風通しが良く肌に張り付かないさらりとした着心地で、盛夏のきものにもってこいというわけです。

小千谷縮みの生産地は新潟県小千谷市。小千谷といえば豪雪地帯です。一年の半分をも雪の中で過ごすことを強いられる農家の女性達によって受け継がれたそうです

麻の糸は乾燥すると切れやすくなるので、雪が降る11月から4月の湿度が高い間に糸を績み(うみ)、機織りをします。

降雪が落ち着く春になると、織り上がった反物の糊を落とすため洗う。そして晴れた日に雪の上に干して晒す。これが越後の春の風物詩、雪晒し(ゆきさらし)です。日光で雪が蒸発するときに生じるオゾンの漂白作用により生地が晒され、白はより白く、色柄は鮮やかになります。こんな 寒い過酷な状況でできた着物が夏に着られるなんて すごいですね!!


こちらは、沖縄で有名な 琉球絣もちろん夏物です
沖縄の織物の始まりは、14~15世紀の中国や東南アジアとの交易がきっかけとされています。南方系の絣から生まれた幾何学文様が主体となっています。本格的な織物の産地となったのは大正時代です。沖縄独自の伝統の技術・技法が行き渡り、現在に至っています。

普段見ることの出来ない 着物が見れて大満足の一日です
  


Posted by フェアリー at 21:54Comments(0)きもの
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知人にどんな会社と聞かれ 面白い会社って答えます きもの好きな人が集まり きもの好きな人を増やす会社って言えばいいのかな・・・ 私もきもの好きになったひとりです
知識もまだまだの部分はありますが きものを着ることがとても楽しいです
日本人として 一人でも多くの方にきものを着ていただきたいと 日々願ってます

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消費者とお店の間で 良きアドバイスができるように研修事業も充実させ努力しております

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