2008年07月15日

ちまき

ちまき
ちまきって言ったら
五月の節句に食べる
おいしいちまきを
イメージされる方が多いと思いますが
京都でちまきと言えば
祇園祭の鉾の横で売っている
ちまきです

これは
八坂神社に祀られている御祭神の素戔鳴尊(すさのおう)
の逸話にこのようなお話があります。

素戔鳴尊が高天原から南海地方に降りられた時、
一夜の宿を求めた時に

途中に蘇民将来(そみんしょうらい)と
巨旦将来(こたんしょうらい)の兄弟の家がありました

巨旦は豊かな暮らしをしていたが宿を断り、
蘇民は貧者であったが喜んで宿を提供しました。

それを喜んだ素戔鳴尊は、
これからもし病気が流行った時には
「蘇民将来之子孫也=そみんしょうらいのしそんなり」
と記した護符を持った者だけは、病気に罹らない様にする、
と約束をした。という故事から来ているそうです

いつしか巨旦将来の子孫は絶え、
蘇民将来の子孫はいつまでも栄えているといます。
この『蘇民将来子孫也』は、ふりかかる災厄から
御祭神素戔鳴尊にお護り頂く言葉として現在に伝わっています。
そのような素戔鳴尊の逸話に習い、厄除け、病気除けの願いを込めて
祇園祭は行われているのです

ちまき

食べれないよ(*^.^*)
玄関の横に飾って 厄除けをします
京都の軒下でよく見られますよ(^O^)vo







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Posted by フェアリー at 22:56│Comments(2)季節・お作法
この記事へのコメント
ちまきで厄除けなんですね!?

んー、厄年ではないですが
厄はいらないのでかざりたいですねー。
Posted by jpeg at 2008年07月16日 11:57
jpegさん こん○○は

京都の茅まきは厄除けですが
端午の節句の粽はどうなんでしょうか
おお先生に聞いてみますね
Posted by フェアリー at 2008年07月19日 23:32
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